EAつくーるとNoCode EA Studioを比較!料金・自由度・選び方

EAつくーるとNoCode EA Studioを比較すると、どちらも「プログラミングなしでEAを作れる」という点では似ています。ただ、実際に使う場面を想像すると、料金の考え方、ロジックの作り方、MT4・MT5への出力、作ったEAの扱いまでかなり違います。
特に迷いやすいのは、「有料でも販売まで考えられるEAつくーるがいいのか」「無料でブラウザから試せるNoCode EA Studioがいいのか」という判断です。どちらかを一方的におすすめするより、目的別に選んだ方が失敗しにくいですね。
この記事では、EAつくーるとNoCode EA Studioの違いを、初心者にもわかるように比較します。料金だけでなく、操作感、自由度、バックテスト前の確認ポイントまで整理するので、自分に合うEA作成ツールを選ぶ判断材料にしてください。
- EAつくーるとNoCode EA Studioの料金・操作感・自由度の違いがわかる
- MT4・MT5対応やEAファイルの扱いで確認すべき点がわかる
- 初心者・経験者・販売目的ごとに向いている選び方がわかる
- 無料で試す場合でもバックテストとリスク確認が必要な理由がわかる
EAつくーる比較の重要点

操作方法の違い
EAつくーるとNoCode EA Studioの違いは、最初に触る画面でかなりはっきり出ます。EAつくーるは、用意された項目を選びながら条件を組み立てるタイプです。エントリー条件、決済条件、ロット、損切り、利確などを順番に設定していくので、フォーム入力に近い感覚ですね。テクニカル指標の名前やパラメータの意味がある程度わかっている人なら、迷わず進めやすいと思います。
一方で、NoCode EA Studioは条件ブロックを線でつなぐ考え方です。「RSIが一定値以下なら買い」「MACDがクロスしたら決済」のような条件を、ノードとして配置しながら流れで見られます。ロジック全体を視覚的に確認できるので、どこで条件分岐しているのか、どの処理が次につながっているのかを把握しやすいです。EAの中身を文章ではなく流れで理解したい人には合いやすいですね。
ただし、どちらも「完全に何も考えなくていいツール」ではありません。売買ルールが曖昧なままだと、入力式でもノード式でもEAの品質は上がりません。まずは「どの条件で入るか」「どこで損切りするか」「いつ停止するか」を日本語で説明できる状態にしてから使うのが大切です。
- 項目を上から埋めたい人はEAつくーるが理解しやすい
- 処理の流れを図で見たい人はNoCode EA Studioが合いやすい
- どちらも売買ルールの言語化ができていないと迷いやすい
ノーコードでEAを作る全体像を先に押さえたい場合は、EA自作を初心者がノーコードで始める手順も参考になります。先に手順を知っておくと、この比較の意味もかなり理解しやすくなります。
料金と無料条件
料金面だけで見ると、EAつくーるとNoCode EA Studioの差はかなり大きいです。EAつくーるはGogoJungleで販売されている有料ツールで、公式販売ページでは1年版が29,800円、1ヶ月版が2,980円と案内されています。1ヶ月だけ試せるのは便利ですが、継続利用するなら毎月または毎年のコストを計算しておく必要があります。
NoCode EA Studioは、EA作成とダウンロードまで完全無料という設計です。ただし、無料でEAファイルを受け取る条件として、パートナーFX会社の口座開設や口座認証が必要になります。つまり、ツール代を直接払うモデルではなく、提携口座経由で成り立つモデルですね。すでに対象口座を使う予定がある人なら始めやすいですが、使うブローカーにこだわりがある人は条件を確認しておきたいところです。
この違いは、単純な安い高いの話だけではありません。EAつくーるは有料である代わりに、GogoJungle上の販売導線やサポート情報にアクセスしやすい面があります。NoCode EA Studioは初期費用を抑えやすい代わりに、パートナー口座開設という前提があります。どちらが得かは、EAを個人運用したいのか、販売や開発学習まで見ているのかで変わります。
| 項目 | EAつくーる | NoCode EA Studio |
|---|---|---|
| ツール料金 | 1ヶ月2,980円 / 1年29,800円 | EA作成・ダウンロードまで無料 |
| 利用条件 | 購入後に利用 | パートナー口座開設・認証が条件 |
| 向きやすい人 | 有料でも販売や学習に使いたい人 | まず費用をかけずに試したい人 |
EAを自作したいなら
NoCode EA Studioなら、MQLの知識なしでMT4・MT5対応の自動売買ロジックをブラウザ上で作成できます。
MT4とMT5対応
EA作成ツールを選ぶときは、MT4とMT5のどちらに対応しているかも必ず確認したいポイントです。EAつくーるは、公式販売ページでMT4とMT5で動作するExpert Advisorsをプログラミング不要で作成するためのツールと説明されています。さらに、GogoJungleのリリース情報ではMT5のBuild5200への対応も案内されており、MT5環境のアップデートに追随している点は安心材料になります。
NoCode EA Studioも、作成したロジックをMT4用のEX4またはMT5用のEX5として出力できる設計です。ブラウザ上でロジックを作り、認証完了後にEAファイルをダウンロードして、MT4・MT5の所定フォルダに入れて使う流れになります。EA作成まではスマホでも進められますが、EAファイルをMetaTraderへ入れてバックテストする工程ではPC環境が必要です。
ここで注意したいのは、MT4対応とMT5対応は「同じEAがそのまま両方で動く」という意味ではないことです。MT4用とMT5用ではファイル形式や内部仕様が違います。MT4で運用する予定ならEX4、MT5で運用する予定ならEX5を前提に考える必要があります。将来的にMT5へ移行する可能性があるなら、最初から両対応の考え方に慣れておく方が安全です。
自由度と制約
自由度を比較するときは、「どちらが高機能か」だけでなく「自分のロジックをどこまで表現できるか」で見る必要があります。EAつくーるは、用意された項目や設定を組み合わせてEAを作るため、代表的なインジケーターや条件を使うロジックには向いています。移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンドなど、一般的なテクニカル指標を使う戦略なら進めやすいです。
ただ、選択肢にない独自条件や、複雑な分岐を何段も重ねるロジックでは限界を感じることがあります。たとえば「A条件を満たし、かつB条件を満たすが、Cの時間帯だけ除外し、直近の値動きによってロットを変える」といった設計になると、フォーム入力だけでは表現しにくい場面が出てきます。EAつくーるは、標準的な戦略を速く形にするツールとして見ると強みが出ます。
NoCode EA Studioは、条件ブロックをつないでロジックを作るため、処理の流れを見ながら分岐を組み立てやすいです。テンプレートから始めて、少しずつ条件を追加していく使い方にも向いています。ただし、ノード式であっても、どんな複雑なロジックでも無制限に再現できるわけではありません。最終的には、ツール側が用意しているブロックや出力仕様の範囲で設計することになります。
- 自由度だけを見て選ぶと、操作の難しさを見落としやすい
- 複雑なロジックほどバックテストとフォワード確認が重要になる
- どちらのツールでも対応外の条件がある前提で確認する
権利と販売可否
作ったEAを自分で使うだけなら、料金や操作感を中心に比較しても問題ありません。しかし、将来的にGogoJungleなどで販売したい、知人に配布したい、外注案件として納品したいと考えているなら、作成したEAの権利や再配布の条件を確認する必要があります。ここは見落とすと後から困りやすい部分です。
EAつくーるは、公式販売ページのFAQで、作成したEAの著作権は作成者にあり、販売なども自由と案内されています。これは、EAを販売したい人にとってかなり大きいポイントです。MQLのコメントを見ながら学習できる面もあるので、EA開発を副業や販売につなげたい人には相性が良いですね。
NoCode EA Studioは、ダウンロードしたEAファイルを個人で使用・改変することには制限がない一方、再配布や販売は禁止と案内されています。つまり、自分の運用で使うためのEAを作る目的には合いますが、作ったEAを商品として売りたい場合は向きません。無料で使えることと、販売利用できることは別の話として分けて考える必要があります。
NoCode EA Studio比較の結論

初心者に合う基準
FX自動売買やEA作成が初めてなら、最初はNoCode EA Studioの方が入りやすいと思います。理由は、初期費用をかけずにロジック作成の流れを体験できるからです。いきなり有料ツールを買うと、「そもそも自分はEA作成に向いているのか」「バックテスト結果をどう読めばいいのか」がわからないまま費用だけ発生してしまいます。
NoCode EA Studioはテンプレートから始められるので、まず簡単な順張りや逆張りの考え方を触ってみるには向いています。SLとTPを調整し、条件ブロックの意味を確認し、作ったEAをバックテストする。この一連の流れを経験すると、EAが単なる「自動で稼ぐツール」ではなく、ルールを検証するための仕組みだと理解しやすくなります。
一方で、初心者がEAつくーるを選ぶ場合は、テクニカル指標の基本を先に押さえておく方がスムーズです。RSI、MACD、移動平均線のクロスなどが何を意味するかを理解していないと、設定項目を選んでもロジックの良し悪しを判断できません。EAつくーるが難しいというより、入力式のツールほど「何を入力するか」の知識が必要になるということですね。
まず無料でEA作成の流れを体験したいならNoCode EA Studio、テクニカル指標を学びながら有料ツールで作り込みたいならEAつくーるが候補になります。
経験者に合う基準
すでに裁量トレードのルールがあり、それをEA化したい人は、どちらのツールでも候補になります。ただし、経験者ほど「自分のロジックをどこまで再現できるか」を細かく見た方がいいですね。単純な移動平均クロスやRSI条件ならどちらでも組みやすいですが、複数条件の除外、時間帯フィルター、ロット調整、ポジション管理まで考えると、ツールごとの制約が見えてきます。
EAつくーるは、GogoJungleでの販売やMQL学習も視野に入るため、EA開発をビジネス寄りに考える経験者に向いています。作成したEAの販売可否が明確なのは強いですし、ソースコードを見ながら学べる点も、将来的に自分でコード修正したい人にはメリットになります。月額または年額の費用を、開発投資として回収できる見込みがある人には合いやすいです。
NoCode EA Studioは、ロジックの試作や検証を軽く回したい経験者に向いています。ブラウザで条件を組み、無料で試せるので、新しいアイデアをすぐ形にしやすいです。販売目的ではなく、自分のトレード手法をEA化して運用改善したいなら、費用を抑えながら検証を進められます。特に、複数のアイデアを試したい段階では相性が良いですね。
- EA販売やMQL学習まで見たいならEAつくーる
- 自分用のロジック試作を軽く回したいならNoCode EA Studio
- 複雑な条件は事前にツール上で再現できるか確認する
バックテストで見る点

EA作成ツールを比較するとき、料金や操作感だけで決めると危険です。最終的に重要なのは、作ったEAがバックテストでどう動くかです。どちらのツールで作っても、勝率、プロフィットファクター、最大ドローダウン、取引回数、連敗数、損益曲線の形を確認しなければ、使えるEAかどうかは判断できません。
特に初心者は、勝率だけを見て安心しがちです。勝率が高くても、1回の負けが大きすぎるEAは危険です。逆に勝率が低くても、利益幅が大きく損失幅が小さい設計なら成立する場合もあります。EAつくーるでもNoCode EA Studioでも、完成したファイルをMT4・MT5に入れたら、まずデモ環境と過去データで検証しましょう。
バックテストでは、スプレッドやスリッページの想定も大事です。理想的な条件だけで良い結果が出ても、実運用では約定ズレや通信環境、VPS、ブローカーの違いで成績が変わります。最初から大きな資金を入れるのではなく、デモ口座、少額運用、フォワードテストという順番で確認するのが現実的です。
併用する考え方
EAつくーるとNoCode EA Studioは、必ずどちらか一方だけに絞る必要はありません。むしろ、目的によって併用する方が効率的な場面もあります。たとえば、NoCode EA Studioで無料のままロジック案をいくつか作り、バックテストで手応えがあるものだけを、EAつくーるやMQL学習でさらに作り込むという流れです。
この使い分けは、費用面でも合理的です。最初から有料ツールで全てのアイデアを試すと、検証前の段階でコストが発生します。まず無料で考え方を形にして、勝ち筋が見えてから有料ツールや販売導線を検討する方が、無駄な出費を抑えやすいです。特に、まだ自分のロジックが固まっていない段階では、この順番が向いています。
逆に、すでに販売を見据えた戦略がある人は、最初からEAつくーるを軸にしても良いと思います。作ったEAの権利や販売可否を考えると、個人利用向けの無料ツールだけで進めるより、販売可能な環境で開発した方が後戻りしにくいです。無料で試す段階と、販売・運用に乗せる段階を分けるのが現実的ですね。
NoCode EA Studioで簡単な条件を作り、EA作成の流れを体験します。
複数のロジックを比較し、成績だけでなくドローダウンや取引回数も確認します。
販売目的ならEAつくーる、有料化しない個人運用なら無料ツール継続も候補になります。
他の選択肢も含めて見たい場合は、ノーコードEAツール比較5選で無料・有料ツールの違いを確認できます。今回の2ツールだけで決めきれない場合に役立ちます。
比較まとめ
EAつくーるとNoCode EA Studioを比較すると、EAつくーるは「有料でも販売や学習まで見据えてEAを作りたい人」、NoCode EA Studioは「まず無料で自分用のEAを作って試したい人」に向いています。どちらもプログラミング不要でEA作成に入れる点は共通していますが、料金モデルと利用目的が違うため、同じ基準で比べると判断を間違えやすいです。
初心者なら、まずNoCode EA StudioでEA作成の流れを体験し、バックテストの読み方やロジック設計の感覚をつかむのがおすすめです。費用をかけずに試せるので、EA自作が自分に合うかどうかも判断しやすいです。そのうえで、販売したい、MQLを学びたい、GogoJungleで展開したいという目的が出てきたら、EAつくーるを検討する順番が自然だと思います。
一方、すでにテクニカル指標を理解していて、作ったEAを販売する可能性まである人は、最初からEAつくーるを選ぶ価値があります。年額29,800円を開発投資として見られるなら、販売可否が明確な環境で作れるメリットは大きいです。NoCode EA Studioは個人利用に強く、EAつくーるは販売や学習に強い。この違いを押さえておくと、自分に合う選択がしやすくなります。
- 無料で始めたいならNoCode EA Studio
- EA販売まで考えるならEAつくーる
- まず試作してから有料ツールを検討する流れが失敗しにくい
- どちらを選んでもバックテストと少額検証は必須
