ノーコードEAツール比較5選!無料・有料の特徴と選び方を徹底解説

プログラミングの知識がなくてもFXの自動売買EAを作りたい、そう思ったことはありませんか。
「EAって自分で作れるの?」「コードを書かなくていいツールって本当にあるの?」という疑問を持っている方は多いかと思います。実際、ここ数年でノーコード系のEA作成ツールは急増していて、選択肢が増えた分だけ「結局どれを選べばいいの?」と迷いやすくなっているんですよね。
この記事では、代表的なノーコードEAツール5選を機能・料金・使いやすさの観点から比較します。初心者が無料で試せるものから、ロジックを細かく組みたい上級者向けの有料版まで、それぞれの「向いている人」を明確にしてまとめました。ツール選びで後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 無料・有料5ツールの機能と料金を一覧表で比較している
- 各ツールに「向いている人」を明示しているので選びやすい
- 無料ツールと有料ツールの使い分け基準がわかる
- 初心者がよくやるツール選びの失敗パターンも解説している
ノーコードEAツール5選の機能と料金を比較

EA作成機は完全無料で気軽に始められる
EA作成機は、FxLogBookが提供している完全無料のノーコードEA作成ツールです。名前だけ聞くと地味に聞こえるかもしれませんが、ノーコードEAツールの世界では知名度がかなり高く、「まず試してみるならこれ」という定番の位置づけになっています。
最大の魅力はやはり無料であること。登録やインストールも不要で、ブラウザ上でそのまま操作できます。使い方も非常にシンプルで、「インジケーターを選ぶ」→「条件を設定する」→「EAをダウンロードする」という流れが5分もあれば完了します。初めてEAを作る人にとって、これほどハードルが低いツールはなかなかありません。
搭載されているテクニカル指標は18種類。移動平均線(MA)、RSI、MACD、ボリンジャーバンドなど、FXで一般的によく使われる指標は一通りカバーされています。「ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り」といった基本的なロジックであれば、プログラミングの知識ゼロでも問題なく組めますよ。
MT4・MT5の両方に対応しているのも地味にうれしいポイントです。使っているFX会社の取引プラットフォームに合わせてEAを出力できるので、証券会社を選ばずに使えます。
ただし、無料ツールなので機能の上限はあります。複雑な条件を重ねたり、細かいフィルタリングを加えたりするには限界を感じる場面もあるかなと思います。「まずEAってどんなものか体験したい」「シンプルなロジックで十分」という方には、EA作成機は最適な入口になるはずです。
- 完全無料でブラウザのみで動く、登録不要
- 18種類のテクニカル指標に対応
- MT4・MT5どちらにも対応
- 5分程度でEAを生成できるシンプルな操作性
EAつくーるは細かい設定と販売が強み
EAつくーるは、GogoJungleが提供する有料のノーコードEA作成ツールです。GogoJungleといえばEAのマーケットプレイスとして有名ですが、そこが提供しているというだけあって、「作る」だけでなく「販売する」ところまで見据えた設計になっているのが特徴です。
料金プランは1ヶ月版が1,980円〜2,980円、1年版が19,800円〜29,800円となっています。プランによって使える機能の幅が変わってきますが、いずれも有料版だけあってフリーツールとは一線を画す機能の充実度があります。
EAつくーるが特に強いのは、設定の細かさです。エントリー条件・エグジット条件・フィルターの組み合わせを複雑に設定できるほか、時間足の指定、曜日フィルター、最大ポジション数の管理なども細かく制御できます。「こういうロジックにしたいけど、他の無料ツールではそこまで設定できなかった」という場面で頼りになるツールですね。
また、EAつくーるで作成したEAはGogoJungleのマーケットで販売することが可能です。これはかなり大きなアドバンテージで、EAを副業的に販売したいという方には非常に魅力的な仕組みです。「ツール代を回収しながら稼ぎたい」という方にはとくに向いているかと思います。
MT4・MT5の両対応という点はEA作成機と同じですが、自動バックテスト機能が充実している点も見逃せません。戦略の有効性を数字で検証できると、EA運用の安心感がかなり変わってきます。
- エントリー・フィルター条件を細かく設定できる
- 作成したEAをGogoJungleで販売できる
- MT4・MT5対応、バックテスト機能あり
- 1ヶ月単位から試せるサブスクリプション型
NoCode EA Studioはノード操作で直感的
NoCode EA Studioは、このブログ(nocodeeastudio.com)が紹介・推奨しているノーコードEA作成ツールです。他のツールと一番異なるのは、「ノードエディタ型」というビジュアル操作方式を採用している点です。
ノードエディタとは、処理の「かたまり(ノード)」をドラッグ&ドロップで繋いでいくことでロジックを組み立てる方式です。たとえば「RSIノード」と「エントリーノード」を線で繋ぐと、「RSIが○○になったらエントリー」というロジックが視覚的に組めます。コードを書かなくていいのはもちろん、「フローチャートを作っている感覚」でEAのロジックが構築できるんですよね。
料金体系はIB口座開設モデルとなっており、指定口座を開設することで実質無料で利用できます。「無料で使えるけど、無料ツールのシンプルさに物足りなさを感じている」という方には、ちょうどいいポジションのツールです。MT4・MT5の両方に対応しています。
ビジュアル操作という特性上、「自分がいま何のロジックを組んでいるか」が常に画面上で見えている状態になります。テキストベースの設定画面だと「どこに何を入力したかわからなくなる」という経験をしたことがある方には、ノードエディタ方式は直感的に使いやすいと感じてもらえるかなと思います。
また、ロジックが複雑になっても「ノード同士の繋がり」として視覚化されるため、後から見直したときに「このEAがどう動くか」を把握しやすいのも強みです。EAの改善・修正がしやすい設計になっているとも言えますね。
FxDreemaとEA Builderの特徴
FxDreemaとEA Builderは、海外発のノーコードEA作成ツールです。日本国内での知名度はEA作成機やEAつくーると比べると低めですが、世界的に見るとFX自動売買ツールとして一定の評価を受けているサービスです。両方とも無料プランや無料トライアルが用意されているため、試しやすい点は共通しています。
FxDreemaはビジュアルフローチャート型のツールで、処理の流れをフローチャートで組み立てるスタイルです。MT4に対応しており(MT5は非対応)、フロー図を作る感覚でEAのロジックを組めます。無料プランでも基本的なEA作成は可能ですが、機能に制限があるため本格的に使う場合は有料プランへの移行が必要になります。
EA Builderはシンプルな画面設計が特徴のツールで、無料トライアルが用意されています。MT4・MT5の両対応で、英語インターフェイスではあるものの、操作は比較的わかりやすいと言われています。ただし、日本語のサポートやドキュメントが少ない点は正直に言っておきたいです。英語に抵抗がない方なら選択肢に入ってくるツールですね。
両ツールに共通する注意点として、日本語情報が少ないことが挙げられます。使い方に詰まったときに日本語で調べられる情報量は、EA作成機やEAつくーると比べると少ないです。初心者の方にとって、トラブル時の情報が少ないのはやや不安要素になるかなと思います。
とはいえ、海外のFXコミュニティでは活発に使われているツールでもあります。英語でのチュートリアル動画や海外フォーラムの情報は比較的豊富なので、英語情報を積極的に活用できる方には問題ないかと思います。
- 日本語情報・サポートが少ない
- FxDreemaはMT5に非対応
- 無料プランは機能制限あり(FxDreema)
料金・機能・対応の比較一覧表
ここまでの5ツールを料金・対応MT・主な特徴の観点でまとめました。一度に見比べたい方はこの表を参考にしてみてください。
| ツール名 | 料金 | MT4 | MT5 | バックテスト | 日本語対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| EA作成機(FxLogBook) | 完全無料 | ○ | ○ | △ | ○ |
| EAつくーる(GogoJungle) | 月1,980円〜 年19,800円〜 |
○ | ○ | ○ | ○ |
| NoCode EA Studio | 無料(IB口座開設) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| FxDreema | 無料プランあり | ○ | × | △ | △ |
| EA Builder | 無料トライアルあり | ○ | ○ | △ | × |
この表を見ると、MT4・MT5の両対応かつ日本語で使えるツールは「EA作成機」「EAつくーる」「NoCode EA Studio」の3つに絞られてきます。日本のFXトレーダーが使うことを前提に考えると、この3つがまず検討すべき主要ツールになるかなと思います。
料金面では、完全無料で始めたいならEA作成機かNoCode EA Studio、本格的な機能が必要で有料でも構わないならEAつくーる、という大まかな分類ができます。次のH2では、この3ツール+2ツールをどう選ぶかについて、具体的な判断基準を解説します。
○=対応・充実、△=部分対応または制限あり、×=非対応。バックテストは「EAの設定画面内で手軽にテストできるか」の観点で評価しています。
自分に合ったノーコードEAツールの選び方

初心者は無料ツールから試すのが正解
EAを初めて作るという方には、まず無料ツールから試すことを強くおすすめします。理由はシンプルで、「EAが自分のトレードに合うかどうか」「ノーコードで本当に作れるか」を検証するコストをゼロにできるからです。
有料ツールは機能が豊富なぶん、操作を覚えるまでに時間がかかることも多いです。EAの仕組み自体をまだ理解していない段階で有料ツールを契約しても、機能を使いこなす前に「なんか難しい」と感じて挫折するケースが少なくありません。
おすすめの流れとしては、まずEA作成機かNoCode EA Studioで「EAを1本完成させる」体験を積むことです。シンプルなロジックでいいので、エントリー・エグジット・ロット設定のある動くEAを完成させると、EAの構造への理解がぐっと深まります。その段階で「もっと細かい設定がしたい」「複数のロジックを組み合わせたい」と感じたら、有料ツールへのステップアップを検討するのが自然な流れかなと思います。
なお、無料ツールで作ったEAがそのまま本番運用で使えないわけではありません。シンプルなロジックであれば、EA作成機で作ったEAを実際の口座で動かしているトレーダーも多くいます。「無料=実用性が低い」という先入観は不要です。
また、無料で使えるNoCode EA StudioはIB口座開設が条件になりますが、口座開設そのものは通常の口座開設と同じで費用は発生しません。「口座開設は面倒」と思う方もいるかもしれませんが、どのみちEAを動かすにはFX口座が必要なので、セットで手続きするのが現実的です。
EA作成機またはNoCode EA Studioでシンプルなロジックを組み、EAファイルを完成させる。
MT4/MT5のストラテジーテスターで過去データを使ったテストを実施。ロジックの方向性を確認する。
「もっと複雑な条件を組みたい」と感じた段階でEAつくーるなどの有料ツールへ移行する。
ロジックの自由度で選ぶならEAつくーる
「無料ツールだと設定できる条件が少ない」「もっと複雑なロジックを組みたい」という方には、EAつくーるが有力な選択肢になります。EAつくーるの強みは、設定できる条件の豊富さと組み合わせの自由度にあります。
たとえば、「日足でトレンドが上向きのときだけ、1時間足のゴールデンクロスでエントリーする」といったマルチタイムフレームのロジックや、「月曜日・火曜日はトレードしない」「特定の時間帯だけ稼働させる」といった細かいフィルターも設定できます。このレベルの条件設定は、EA作成機のような無料ツールでは難しいケースが多いです。
また、EAつくーるには「ロジックビルダー」と呼ばれる画面でインジケーターの組み合わせをGUI操作で組み立てる機能があります。コードを書かなくても、選択肢から条件をクリックしていくだけで複雑なロジックが構築できるんですよね。ある程度トレードのロジックを頭の中で固めている人なら、その設計に非常に近い形でEAを作れます。
料金的には月2,000円前後からとなっていて、外注でEAを作ってもらう場合(数万円〜数十万円が相場)と比べると圧倒的にコスパがよいです。しかも月単位で契約できるので、「まず1ヶ月使ってみる」という試し方も全然ありですね。
さらに前述のとおり、作成したEAをGogoJungleで販売できる点も大きなポイントです。自分が使うためだけでなく「EAの販売で収益化したい」という目標がある方にとっては、EAつくーるはツールと販売チャネルが一体になった設計が非常に魅力的です。
ビジュアル操作で選ぶならノード型ツール
「設定画面が文字ばかりでわかりにくい」「自分が何を設定しているのか画面上で確認しながら作業したい」という方には、ビジュアル操作型のノードエディタを採用したツールが向いています。代表的なのがNoCode EA StudioとFxDreemaです。
ノードエディタの最大のメリットは「ロジックの流れが視覚的に確認できる」ことです。たとえばNoCode EA Studioでは、「RSIノード」「移動平均線ノード」「エントリーノード」といったかたまりを線で繋いでいくことでロジックが構築されます。ロジックが複雑になっても、ノードの繋がりを見ればどのような条件でエントリー・エグジットするかが一目でわかります。
FxDreemaはフローチャート型なので、処理の分岐や条件をフロー図で表現します。「もしAならBを実行、そうでなければCを実行」という条件分岐の流れが図として見えるため、プログラムの「if文」的な発想が馴染みやすい方には直感的に操作できるかなと思います。ただし、FxDreemaはMT5に非対応なので注意が必要です。
ビジュアル型ツールがとくに力を発揮するのは、EAを作った後で修正・改善するシーンです。テキストベースのツールだと「このパラメーターがどの条件と紐づいているか」を探すのに時間がかかりますが、ノードエディタなら繋がりが図で見えているので修正箇所がすぐわかります。
「EAを一度作って終わり」ではなく、「改善しながら育てていく」つもりで取り組みたい方には、ビジュアル操作型のツールが長期的に使いやすいと私は感じています。
ノードエディタやフローチャート型は操作の直感性が高い反面、画面上のノードが増えると全体が見渡しにくくなることがあります。ロジックをシンプルに保つ設計を心がけるとより使いやすくなります。
ツール選びでよくある失敗パターン
ノーコードEAツールを選ぶ際に、初心者がよくやってしまう失敗パターンがいくつかあります。事前に知っておくだけで避けられるものばかりなので、ツールを選ぶ前にぜひ確認しておいてください。
最も多い失敗が「最初から有料ツールを契約する」パターンです。「どうせやるなら最初からいいものを」という考えは理解できるのですが、EAの作り方・仕組みへの理解が浅い段階で有料ツールの多機能さに触れると、情報量の多さに圧倒されて挫折しやすくなります。まず無料ツールでEAを1本完成させてから有料ツールに移行するほうが、結果的に早く使いこなせるようになります。
次に多い失敗が「MT5非対応ツールを選んで後から気づく」パターンです。FxDreemaのようにMT4専用のツールもあるため、自分が使っているFX会社がMT5のみ提供している場合は使えないという事態になります。ツールを選ぶ前に、使用しているまたは使う予定のFX会社がMT4・MT5どちらを提供しているかを確認しておく必要があります。
また、「バックテストを省いて本番運用を始める」のも危険な失敗パターンです。ノーコードで簡単に作れるようになったことで、バックテストを飛ばしていきなり実弾を投入してしまう方がいます。どんなにシンプルなロジックでも、少なくとも過去データを使ったバックテストは実施してから本番に臨むべきです。
さらに「日本語サポートが少ないツールを選んで詰まる」というパターンも見かけます。EA BuilderやFxDreemaは海外ツールのため、困ったときに日本語で情報が見つからないことがあります。プログラミングの知識がある方なら自力で解決できることも多いですが、そうでない場合は日本語ドキュメントが整っているツールのほうが継続しやすいです。
- EAの仕組みを理解する前に有料ツールを契約してしまう
- 使っているFX会社のMT対応を確認せずにツールを選ぶ
- バックテストを省いていきなり本番口座で動かす
- 日本語情報が少ない海外ツールを選んでサポートに困る
ノーコードEAツール比較のまとめ
ここまでノーコードEAツールを5つ比較してきました。最後に、選び方のポイントをシンプルに整理しておきます。
結論から言うと、ほとんどの人は「EA作成機またはNoCode EA Studio → 物足りなければEAつくーる」という順番で試していくのが最も効率的なルートかなと思います。まず無料ツールで「EAを作る体験」を積み、その過程で「もっとここを細かく設定したい」と思ったら有料ツールへ移行する。この流れが挫折しにくく、ツール代も無駄になりません。
FxDreemaやEA Builderは海外ツールとして選択肢の一つにはなりますが、日本語サポートの薄さがネックになる方も多いため、最初から選ぶ必要はないかと思います。英語が得意で海外コミュニティに飛び込みたい方には面白い選択肢ですが、それ以外の方は国内3ツールを先に検討するのが現実的です。
また、どのツールを選ぶにしても「バックテストを必ずやる」「シンプルなロジックから始める」という2点は共通して守ってほしいルールです。ノーコードで簡単に作れるようになったからこそ、基本的な検証のプロセスを飛ばしてしまいがちになります。EAを「とりあえず動かす」のではなく「検証してから動かす」習慣が、長期的に資産を守ることにつながります。
EAの実際の作り方については、別の記事でも詳しく解説しています。この記事でツールを絞り込んだら、次は実際に手を動かしてみてください。
- 初心者・費用をかけたくない → EA作成機(FxLogBook)またはNoCode EA Studio
- ロジックの自由度・販売まで考える → EAつくーる(GogoJungle)
- ビジュアルで組み立てたい → NoCode EA Studio(ノードエディタ型)
- 海外ツールも視野に・英語OK → FxDreema / EA Builder
